図は、一般的な搬送用のモデルで、張力分布を示したものです。
複数の搬送物が積載されているため、位置によって、チェーン張力が違います。
搬送側の駆動スプロケットに最も近い位置で、チェーン張力が最大になります。
おなじ搬送側でも、従動スプロケットの直前では搬送物が無いため、張力は小さくなります。(この点が動力伝達のモデルとは異なります。)
スプロケット上では、搬送側(上側)からリターン側(下側)に進むにつれて張力は減少します。
搬送用のレイアウトでは、駆動〜従動スプロケット芯間距離が、かなり長いことが多く、その場合、チェーン重量を張力に加算する必要があります。
Q4.搬送用チェーンの張力分布
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